時計の針 2004 7 11

 イラクのサダム・フセイン政権とアルカイダの間には、
正式な協力関係がなかったというニュースがありました(2004年当時)。
これは、イスラム社会を知っていれば、当然のことです。
 サダム・フセインは、敬虔なイスラム教徒とは言えなかったのです。
サダム・フセインは、かなり世俗化していたのです。
世俗化の代表例が、サダム・フセインだったとも言えます。
 しかし、世俗化の代表例だったサダム・フセインが、
戦争に負けたことで、
時計の針が、逆戻りするかもしれません。
 なぜならば、敬虔なイスラム教徒は、こう考えるかもしれません。
「サダム・フセインは、世俗化したから、戦争に負けたのだ。
だから、イスラム教徒は、イスラム教の原点に戻るべきだ。」
こうして、イスラム教原理勢力の力が強くなっていくと思います。






























































































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